【商品説明】
■クハ68416について
昭和12年3月6日日支で製造されたクハ55 116がベースになっています。
昭和30年10月19日に更新修繕Ⅰが実施されクハ68026に改番し、大ミハに新製配置されました。10年間を関西地区で移動しながら活躍しました。41年5月26日静ママに転属し,49年2月28日浜松工場でWC設置工事を行いクハ68416の新番号が与えられました。形態は半流全室片運転台で運転室側窓は標準的なHゴム支持です。助士席窓は木枠です。
ベンチレーターは8個。トイレは電気側にあります。類似車輌にクハ68420がありますが貫通幌が取り付けられているのが416(当機)で420は幌がありません。飯田線配置のクハ68で貫通幌があるのは416だけです。前面に「箱サボ」が撤去されているのも特徴の一つです。またトイレの位置が420は空気側にあるのに対して416は反対の電気側にあるので真横を見ればすぐにも分かります。廃車は昭和58年8月25日。
■クモハ54131について
昭和18年3月31日製造のモハ60104がベースです。昭和18年5月17日大ミハに新製配置されました。同年9月20日大ヨトに移動し、翌19年10月29日座席が撤去されました。太平洋戦争後昭和23年11月座席が戻され、25年1月22日大アカに移動。26年4月20日大ミハ、翌27年3月29日大アカに転属し関西地区で活躍しました。28年6月1日54131に改番しました。41年1月13日に静トヨに転属し、54年4月より静ママに転属し、クハ68416と組んで飯田線で活躍しました。昭和58年8月25日廃車。
形態的な特徴はほとんど関西地区で活躍しましたが側面幕板に小型のサボ受けがありません。大型のサボ受けはあります。運転席窓のHゴムは一段奥まった位置にはめられています。類似車両にラストナンバーの133があり、こちらも運転席窓が一段奥まった所にHゴム窓がつけられています。しかし助士室側の木枠窓の配置が131はウインドウシルヘッダーの上辺に木枠の上部に近接して付いていますが133は上下均等に開けられています。

【目次】（全110ページ，資料5）
（１）クハ68416
第一章　車体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1～14
第二章　空気側床下機器・・・・・・・・・・・・・・15～29
第三章　電気側床下機器・・・・・・・・・・・・・・30～39
第四章　室内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40～56

（２）クモハ54131
第五章　車体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57～68
第六章　空気側床下機器・・・・・・・・・・・・・・69～85
第七章　電気側床下機器・・・・・・・・・・・・・・86～97
第八章　室内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98～110

（３）第九章　資料編
資－１　　　クハ68416電車諸元表
資－２～４　電車運用予定表
資－５　　　クモハ54131電車諸元表

【注意事項】
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※こちらの商品は【タヴァサホビーハウスゆうパケット対象商品】です。
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