【商品説明】
■クハ68410について
昭和12年製のクハ55127がベースになっていました。旧番号はクハ68013でしたが昭和18年11月18日に吹田で座席撤去工事が実施され、戦後昭和23年12月座席が復活し、クハ68046に改番されました。更新修繕Ⅰが昭和32年11月14日実施されています。昭和40年3月4日に静ママに配置転換し、昭和42年2月24日WCが設置されました。改番は昭和43年5月15日。
形態は半流全室片運転台で運転室側窓は一段引っ込んだHゴム支持です。助士席窓は1970年は窓枠が隅にRがありましたが、1980年晩年には窓枠が標準的な角型になりました。ベンチレーターは7個。ブレーキ装置は台車に装荷したブレーキシリンダーにより動作するタイプです。トイレは電気側にありましたが、水タンクは天井装備になっていました。この他に402,403は水タンクが天井に装備されていました。(403はmearis-0005「旧型国電資料写真館~飯田線~クモハ50008+クハ68403の巻」をご参照下さい。)
廃車は昭和59年3月8日。
■クモハ54111について
昭和16年製60035が改番されて、19年6月12日座席が撤去されました。昭和23年11月6日座席復元工事が実施されました。昭和28年6月1日クモハ54111に改番されました。昭和31年3月大タツ→昭和36年10月1日大アカに配転し、昭和45年2月3日静ママに転属しました。飯田線投入はクモハ54の13両中最も遅く昭和45年でした。
形態は半流全室片運転台式でした。1978年頃は助士室窓枠が上段下降式の2段窓桟付き。1980年頃から廃車までは中桟無しの1枚木枠窓枠でした。
クモハ54111と117,129は前面が近似しています。それは運転室窓がHゴムで助士室窓は木枠でした。又奇数車ですから電気側にジャンパー栓2本並んでいますが唯一54111だけが腰下ステップが尾灯上部に取り付けられているので前面を見ただけで判断出来ます。117と129はパンタグラフて゛区別が出来ます。117はPS13,129はPS11でした。 廃車は昭和58年8月25日。
【目次】(全105ページ,資料5)
(1)クハ68410
第一章 車体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1~17
第二章 空気側床下機器・・・・・・・・・・・・・・18~31
第三章 電気側床下機器・・・・・・・・・・・・・・32~40
第四章 室内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41~58
(2)クモハ54111
第五章 車体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59~79
第六章 電気側床下機器・・・・・・・・・・・・・・80~91
第七章 空気側床下機器・・・・・・・・・・・・・・92~98
第八章 室内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99~105
(3)第九章 資料編
資-1 クハ68410電車諸元表
資-2~4 電車運用予定表
資-5 クモハ54111電車諸元表
【注意事項】
アナログ写真のため画像不良があります。ご了承下さい。
小写真館はCD-Rで製作されておりますので、パソコン(Windows10以降、PDFアプリのためAdobe Reader9以降のソフトが必要です。又CD-ROMドライブと16ビット以上のカラーモニター)が必要です。
DVDビデオなどで再生することは絶対におやめ下さい。スピーカーなどを破損する可能性がございます。又画像はアナログ写真を電子的に修正していますが古い当時のフィルムのため傷やカビがあり不鮮明な画がございますがご了承下さい。アナログ写真のため画像不良があります。ご了承下さい。
※こちらの商品は【タヴァサホビーハウスゆうパケット対象商品】です。
※【タヴァサホビーハウスゆうパケット対象商品】の商品代金合計15,000円以上で送料無料でお届けします。
販売企業:
特定商取引法に基づく表記はこちらからご確認ください。